木の実幼稚園って?



アニメーション・キャラクターデザイン by 片山菜摘
(河原デザイン・アート専門学校 グラフィックデザイン科 2018年卒業制作作品)


@ 園長挨拶 「まいにち あえると うれしいね!」

幼児期は人間形成上、一生のうち最も大切な時期といわれます。基本的な生活習慣が身につき、体も心も知力もめざましい発達をみせ、言動も活発になってくる時期です。それをに例えるならば、やがて大樹となるための根づくりの期間にあたりましょう。 木の実幼稚園では、園内外における活動の中で、”人間大好き”、”自然大好き”という木の実っ子に育って欲しいと願い、多くの体験学習に取り組みます

 

A 木の実幼稚園の願い

健康な心身に優るものはありません! 当園では子どもたちの健康と体づくりが第一と考え、“元気な子”であることを願っています。

創立初年度より年間を通してマラソンに取り組んでいます。 創立11年目には念願の温水プールが完成し、一年中水泳に取り組むことが実現しました。 そして創立40年目にはクライミング・ウォールが完成し、末端神経を駆使する全身運動に取り組めるようになりました。 こうした教育環境づくりは、本園の願いを実践する独自の活動であり「しっかりした体力づくり」や「チャレンジ精神」の基礎基本を育みます。



B 木の実幼稚園の先生

創造力を伸ばし、情操を養い、自立心や協調性を育むためには、幼稚園が様々な体験ができる場である必要があります。 そして、そのような環境の中で子どもたちと毎日接する中で、一人ひとりをしっかりと見つめ、個性を尊重し、自ら考え、工夫する子どもを育てるのが木の実幼稚園の先生たちです。


C 木の実幼稚園の環境

明るくのびのび、大きく、逞しく育てていくためには 豊かな環境が必要です。そのため、園舎内外の造りに 「体力づくりのための工夫」 や 「自然を身近に感じられる工夫」、また「毎日の保育をのびのびと過ごせる環境づくりのための工夫」を取り入れています。

・屋内に居ながらも木の温もりを感じられる園舎

・安心して過ごせるバリアフリー構造

・幼児の動線を考え、ゆとりのある空間を大切にした教室

・木を敷き詰めた広々として温もりのあるホール

・明るい日差しが差し込む園舎内温水プール

・雨上がりでも遊べる広々とした全天候型のプレイコート

・小さな畑や飼育小屋のある自然の多い第二グランド

・幼子がワクワクする仕掛けがたっぷりのプレ保育棟

・横幅10メートルにおよぶクライミングウォール

 *子どもの安全確保のため、屋根付きバス停車専用スペースを設置しています。



D 教育目標・教育方針

最初はできなくても1年を通じてできるようになっていったり、また、3年間という幼稚園での生活を通じてじっくりと子どもたちに接しながら、入園から卒園までを長く大きなスパンと考え、教育目標・教育方針に取り組みます。

教育目標: 豊かな人間性を培う

健康でたくましく頑張る子ども
 年間を通じた運動により、たくましい心身を培います。

人の存在に関心をよせ、お互いを認め合える子ども
 様々な体験を共有し、自我と多我を認め合える心を養います。

自然の営みや命の尊さを感じられる子ども
 自然や命とのかかわりを大切にした環境づくりを大切にします。

様々な物事に興味や関心が持てる子ども
 心を育む様々な体験学習を、年間を通して行います。

自ら考え自分らしい創意工夫ができる子ども
 幼児の発達や生活年齢を踏まえた活動を通して創造力を育みます。



E 本園の努力目標  〜 幼な児の心揺さぶる感動体験こそ大切です 〜

教育目標・教育方針を実践する上で、本園が実践する具体的な努力目標(活動)を紹介します。

総合指導
毎月の園外体験学習・お泊まり保育・奉仕活動等

個人観察

生育記録(学期毎の成長記録)を通しての幼児を見つめます。

統合保育
特別支援クラスを設置し、共に生活する中でお互いの関心と理解を育める環境を作ります。


マラソン・水泳指導・クライミング
1年を通じ、プレイコートでのマラソン活動、温水プールでの水泳活動、クライミングウォールでクライミング活動を行います。


リード楽器指導(情操教育)
全国リード合奏理事長「池田輝樹先生 *」のご指導をベースに、音楽活動を保育に取り入れ豊かな感性を培います。

お泊まり保育(年長児)
家族、そして住み慣れた家から離れ、初めての「集団生活」を体験します。寂しさや不安、不慣れなこととの出会い、そして友だちとの助け合い・支え合いの中で、ひと回りもふた回りも成長して欲しいと願っています。

連続性のある食育活動
一言に食育と言っても、そのアプローチは様々です。 当園では、単に「食べる」という発想ではなく、「苗植え→観察→収穫→食する」という連続性のある食育活動を行い、食べ物の有難さや自然に興味・関心を抱けるよう、教育活動に取り組んでおります。 
  (年中)芋苗植え→芋ほり→焼き芋パーティー
  (年長)苗植え→かかし立て→稲刈り→おにぎりパーティー


* 全日本総合音楽院院長、児童音楽協会理事長、全日本アコーディオン・ハーモニカ連盟常任理事、世界ハーモニカ連盟日本支部役員などを歴任。 業界を代表する人物の一人として著書も多く、長年にわたり幼稚園からテレビ局まで幅広いシーンで音楽指導に情熱を注がれている人物です。 現在も全国を行脚し、音や演奏との触れ合いの楽しさを多くの子どもたちに伝えている先生です。




F 本園のクラス編成 〜 より手厚く寄り添える教育を目指して 〜

令和元年10月施行の「幼児教育無償化」以降、教育の質の向上が一層問われる時代となりました。 学校教育法上、幼稚園に始まり大学院へと続く教育リレーの入り口である幼稚園において、3〜5歳児のクラス編成は35人以下と定められております。 その為、昭和においては子どもが多い社会背景もあり1クラスに35人以上いた時代もありました。 平成に入り、上限が30人程度の30人クラス編成(28〜32人)が一般的となり、年少クラスにおいては(当園でも採用している)補助教諭又は副担制を実施していることが一般的となりました。

そして当園では、幼児教育無償化という社会保障制度の歴史的転換期に際し、令和2年度の新入園児(年少の学年)より順次25人クラス編成(23〜27人)へと学級編成を更新し、より手厚く、寄り添える教育を進めてまいります。




G 課外保育

通常保育のあと、そのままの流れで文武を学ぶ機会を得られるよう、希望児を対象に様々な課外保育(有料)を園内で提供しています。詳しくは、本園のウェブサイト内の『課外保育』をご参考下さい。



H 統合保育

当園は30年前に所轄の学事文書課(当時)の認可を得て、県下で唯一の統合保育園として、スタートしました。

幼稚園において発育や発達に不安のある幼児が、「ごく当たり前に居合わせ、共に生活する場の幼稚園でありたい」と願う創立者と、「健常児と共に生きたい、共に学びたい」との熱い思いを抱かれる保護者が一体となりスタートし、今日に至っています。

創立者のこうした真摯な思いは、障がい者に向けられる理解ややさしい街づくり、それを下支えする制度が今日と比べ乏しかった時代(1970年代)に、「個をもって生きることは、健常者のみでなく障がい者も同じこと。社会の一員として胸をはって堂々と対等に生きる社会こそ21世紀である。」という考えに支えられていました。

そして、まずもって教育の原点である幼児教育が責務を果たすべき環境をつくらなければならないという思いを抱き続け、今日まで本園ができることを続けております。

人数は限られてしまいますが、子どもたちが共に生活する中でお互いへの理解を含め、同じ社会で生活することが自然なことだと感じられるようになれればとの願いで続けております。



I 看護師の配置

従来学校現場においては子どもの怪我の応急処置や体調不良の際の対応などは、教員免許取得課程や実務経験によって得た経験則により、それぞれの学校の健康保険にかかわるルールやマニュアルに従い対応を行っておりました。一方、年々増え続けるアレルギーや熱性けいれんの対応はじめ、個別の症状への対応も増えてまいりました。

そのような中、子どもたちの健康管理についてより深い医学的な見識と経験を持った看護師を採用し、
子どもたちや保護者皆様のみならず、学校教職員全体が安心して生活を送れる環境を整えることが、学校運営上の重要な課題になってまいりました。

クラス担任と各ご家庭の連携を密に保つことは当然ながら、怪我や体調不良の把握や応急処置、初動においては看護師による指導・アドバイスの基で進めております。

(令和3年度の状況:〇看護師常駐時間帯)

時間帯 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
9:00〜12:00
12:00〜15:00



   


――― 本園の紹介の最後に とても素敵な【詩】を贈ります ―――

【わたしと小鳥とすずと】 詩:金子みすゞ


わたしが両手をひろげても
お空はちっともとべないが
とべる小鳥はわたしのように
地面をはやくは走れない

わたしがからだをゆすっても
きれいな音はでないけど
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんなうたは知らないよ

すずと、小鳥と、それからわたし
みんなちがって、みんないい




沿革
園旗 園歌
正面玄関 ホール
プレイコート プール
プレ保育棟 クライミング・ウォール

プレ保育棟アクアリウム(海水仕様)





園史概略
昭和51年(1976年) 11月
幼稚園設立認可
学校法人木の実学園 木の実幼稚園設立
昭和52年(1977年) 04月 開園時認可定員 120名
昭和53年(1978年) 04月 増築後認可定員 280名
昭和56年(1981年) 11月 「木の実幼稚園の歌」創作
  作詞 梅田 翠   作曲 池田 輝樹
昭和57年(1982年) 12月 新ホール 増設
昭和62年(1987年) 10月 温水プール 竣工
平成02年(1990年) 12月 運動場用地 拡張
平成08年(1996年) 06月 ロータリー花壇(このみ花壇)を松山市より受託
平成16年(2004年) 04月 新園舎 竣工
平成27年(2015年) 02月 駐車場用地 拡張
平成27年(2015年) 10月 プレ保育棟(多目的園舎) 竣工
平成28年(2016年) 08月 クライミング・ウォール 設置
平成30年(2018年) 04月 認可定員 340名
平成31年(2019年) 04月 プレ保育棟内アクアリウム 設置
令和01年(2019年) 12月 駐車場用地 拡張
令和02年(2020年) 04月 30人クラス編成から25人クラス編成へ移行開始
令和03年(2021年) 04月 看護師の週5日常駐開始